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Posted by Shibuko 

社交場でのマナー【会社の勤続祝いパーティーにて】

Posted by Shibuko on 03.2014 パーティー・テーブルコーディネート 0 comments 0 trackback
 先日夫の勤める会社のパーティに参加してきました。
 テーブルコーディネートとは別のお話になるのですが、アメリカに住む妻としてはこういったときの振る舞いはとても大事なことのような気がするので、ご紹介させていただきます。

 先日のパーティーは年に一度開催されているという、会社勤続何年のお祝いでした。本社から10分ほどのゴルフ場のパーティールームが会場です。勤続5年、10年、15年、20年、25年、30年、35年の社員とその上長を集めたパーティで、参加者はおよそ250名。250名がすべて社員というわけではなく勤続の受賞をする社員はパートナーを一人招待できるというものでしたので、私も夫の勤続5年に伴わせていただきましたし、他にも250名のうち60名ほどが非社員だったのではないでしょうか。カクテルパーティでの懇親からはじまり、着席スタイルでおよそ3時間ほどのパーティーでした。

 この手の大規模なパーティに参加させていただくのは記憶にある限りアメリカにきて2度目なのですが、こういったときの社交ってなかなか日本人には馴染みのないものなので、まだまだこなせていない感じがします・・・。

 会場に入ると、受付でネームタグをくれるのですが、入ったそばから自己紹介合戦が始まります。そう、「合戦」です。
 アメリカのパーティは「ネットワーキング=コネ作り」が基本ですから、自己紹介は基本中の基本。
名前を言って、「○○さん、はじめまして」と言いながら握手をするのが基本です。一度あったことのある人で親しい人なら、握手ではなくホッペにキスとハグ。私もアメリカに来てすぐの頃はなかなかなれませんでしたが、これはだいぶマスターしてきました。もし名前が聞き取れなかったら「スペルはどう書くの?」と聞いてもいいし、明らかに夫が見知っている方だったらその方と別れたあとにそっと「もう一度お名前教えてくれる?」と耳打ちをして確認します。この名前の確認作業はその後のパーティーをスムーズにこなせるかの重要ポイント。なぜなら250名もいると知り合いがいなかれば本当に壁の花。社交の場で社交ができないなんて周りの人にも気をつかわせてしまいますから、なるべく自己紹介で知り合った人の名前は頭に入れて、積極的に話しかけることはできなくても、むこうが話しかけてくれたら名前を呼んで「私はあなたのことを知っている、気に掛けていますよ」ということをアピールします。それが数人でもできれば、社交の場で浮く事もないですし、また楽しそうに話ていればそれが別の人を呼んで、さらに輪が広がるのです。まぁ昨日は夫の会社の方たちですから、基本は私も夫のそばにいましたが、夫が同僚や上司と難しい話をしはじめたらそっと輪から離れてあげるくらいの気遣いはしてあげなきゃいけないですし、そういうときこそ近くにいる知り合った方の輪の中にそっと入るチャンスです。話題は旅の話、美術館の話、美味しいレストランの話、女性だったら身につけているアクセサリーをほめてあげる、お子さんの話などあたりさわりのないもので十分。

 このように自己紹介合戦をくぐりぬけていたら、避けては通れぬ難関がやってきました・・・。CEOです。この会社の創始者の一族で8000名規模の会社を支えるCEOとなれば普段私などはめったにお目にかかれぬ存在ですが、夫も夫を気に掛けてくれる上層部の役員もCEOとはわりと近しく働いているようで、わざわざおちらに目を留めてやってきてくれました。こんなときは世間話なんてできないですよね、もちろん。「普段からお話はかねがね」なんていったら、「いったい何の話をしてるんだ?」と言われてしまいそうだし、無難に「お目にかかれて光栄です」くらいしかないですよね。でもとっさのひとことが出てこない!!「はじめまして(Very nice to meet you.)」しか言えていない私・・・。
 はて、お目にかかれて光栄ですってなんていうんだ?ってその後ずっとパーティー中ずっと考えていたのですが、おそらく《It's my pleasure to meet you.》くらいでいいのかなと。光栄という意味では《I'm honored to meet you.》ともいえるのですが、夫がわりと親しげに話している様子をみるとそれはちょっと大仰な気が。別に女王や国王と話してるわけではないですし、また軍隊のような上下関係がはっきりあるところなら別でしょうが、My pleasureで十分「あなたのことを大切な存在だと思っている」意味が伝わるのではと思います。・・・そんなわけで、帰り際にもCEOがお声をかけてくださったので、帰り際にもアメリカは「本日はお会いできてよかった」旨の挨拶がありますが、そこでは《It's my pleasure to meet you.》と言えたのでひとまず自己紹介合戦の難関はクリアとしました。
 ちなみにアメリカ人は片方のホッペにチュー&ハグの文化ですが、ヨーロッパの挨拶は両方の頬にキスをします。夫を目に掛けてくださる役員の方の中にイタリア系のご夫妻がおられ、奥様に私も懇意にしていただいているのですが、この方と会うときは私もヨーロッパ流のご挨拶。「今日も相変わらず素敵ですね」と声をかけると「あなたも元気そうでなによりよ」とおっしゃってくれます。相手が違えば挨拶も変えるのも社交の基本ですね。

 こうして自己紹介合戦をくぐりぬけたらカクテルを取りにいきます。日本のパーティーではビール、ワイン、ウーロン茶、オレンジジュースが基本ですが、アメリカではバーが用意してあってそれぞれが好みの飲み物を取りにいくスタイルが多いように思います。こういったときにカクテルを頼めるようひとつふたつくらいは好みのカクテルというものを知っておくのがおススメです。私はキールアンペリアルを注文しました。基本的には会社のパーティなので飲み物代も会社が負担してくれますが、人によってはここでチップを渡します。おそらくチップを渡す基準は複雑な飲み物を頼んだとか、複数注文したとかそんなこと。それでもチップを払わない人もいるし払う人もいるし、それはその人の価値観次第でしょう。「あなたの労働を労っていますよ、ありがとう」の意味ですから、どちらかといえばステータスのある人たちがそういったことをするような気はします。この辺のアメリカの習慣は、よく理解できません。アメリカ人にきいてもだれも明確な答えをもっていませんから、チップは与えてもいいし与えなくてもいいと考えていいでしょう。
 ちなみに私はチップは払いませんが、夫は1ドル渡していました。うちの夫はお酒をよく飲みますから、「バーにお世話になります」って意味だと私はとりました。

 そうしてお酒を飲みながら20人近くの方たちと代わる代わるお話をしながら過ごしていると着席スタイルの会場がオープンしたので飲み物を持ったままそちらへ移動します。あらかじめ席順が決めてあるので、周りの人に挨拶をし着席をします。すでに自己紹介を済ませているメンバーが多かったので、かなり気軽に話をすることができました。しばらくすると、CEO自らが壇上にたち、簡単な開会の辞をのべ、そこから冗談を交えながら勤続受賞者の名前を呼んでいきました。受賞者が60名近くいましたが、CEOが普段からよく仕事をする主要メンバーについては簡単にその人の人柄や功績にふれたりと、終始和やかなムードでした。私の位置からは参加者全体をよく見渡せることができたのですが、どの方たちもとても楽しそうな表情をしており、この会社で働くひとたちはとても幸せなんだろうなという印象を持ちました。後に同席させていただいた人事の方とお話をしたのですが、その方も「社員だけを雇っているわけではなく、その家族も雇っているんだ。だから社員だけでなく家族が幸せになるのが僕たちの務め。なので、君が会社のためで納得いかないことがあればぜひ僕たちに教えてほしい。できる限り改善するようにするから」とおっしゃってくださいました。そして夫の会社での仕事ぶりを教えてくれて「彼には内緒だよ、でもね・・・」と大変高い評価を下さいました。妻としては普段夫の口からしかきけない会社の仕事のことを他に人から聞けるのはとても喜ばしいことで、このような機会を与えてくれた会社には心から感謝です。

 アメリカの社交場ではこのように人をほめると言うことがよくあります。人を誉めるのはアメリカの大切な文化です。パートナーのお褒めの言葉を頂いたときは日本人の感覚では謙遜してしまいがちですが、アメリカでは決して謙遜しないことが重要です。謙遜はパートナーを貶めてしまうことにつながりかねないですから、なるべく余計なことは言わず、ありがとうと受け取るようにします。また会社の上司と話をするときは自分もなるべくパートナーのことを誉めてあげるというのが基本です。家で気遣いのできる人は会社でもできる人、なのかどうかはわかりませんが、絶対にパートナーに関して否定的なことは言わないようにします。もちろん友人のように親しくしている間柄なら例外ですが。このときは特に相手は人事でしたので、私もヘタなことを言わないように特に気を遣い、「ありがとうございます。このように会社での仕事ぶりを人から聞けるのは嬉しいです。会社でも頑張ってくれているし、家でも子供の面倒もみてくれて、わが家は子ども含め幸せです。お気遣いいただいてありがとう。」とのことを伝えました。

 だんだん時が進むにつれ、同席のメンバーとも会話があたたまっていき、気づけば他の席からはチラホラ退席する人たちの姿も。このパーティー特に閉会の挨拶はなく、ご飯をたべデザートを食べたらあとは好きなときに退席していいようです。いきなり姿を忽然と消すのはもちろんよくないですから、みなさん同席の方や上司、役員などに声をかけて帰るようでした。
 私の座っていた席は、なんだかとっても盛り上がっていてほぼ無礼講状態。ちょっと羽目を外した女性の役員クラスの方のちょっとお下品なジョークなどものぼりながら一番最後までみんなでギャハハと大笑いしていたものだから他のテーブルからも同僚がやってきて、さらに盛り上がってしまったりと、最後にはかなり和やかな雰囲気に。私はついていくのがやっとですが、楽しませていただきました。
 周りがほとんどいなくなると、最後まで残っていたCEOと役員クラスの方たちもようやく肩の荷が下りたと帰宅モードになり始めたので、私たちもそれにあわせて席をたちました。

 先に記述したとおり、その日初めて会った人には「お目にかかれてよかったです」の旨のご挨拶と、以前あったことのある方には「お話できてよかったです」のご挨拶をして終了です。会の始めのあたりでは、みなさんややあらたまった印象ですが、会の終わる頃にはリラックスしてくるので、そのタイミングで再度ご挨拶をするというのは印象付けにはとても効果的なことですよね。やはりこのあたりは社交大国の西洋ならではの習慣だと思います。

 そんなわけで、ドキドキのCEOとの対面も含め、特に大失態はさらさずに乗り切れたと思う会社のパーティー。思っていた以上に緊張もしたけど、楽しくも過ごさせていただきました。
 
 日本人妻からみたアメリカ流社交パーティの流れと社交のポイントは少しご理解いただけましたか?(私は物事を説明するのがあまり上手ではないので不安ですが。。。)アメリカにいると規模は大なり小なりあれ、この手のパーティーは避けては通れませんので、少しでもこちらにいる奥様の皆様のお役にたてれば幸いです。これから冬に向けて社交の場が増えてきますが、みなさんも楽しい社交の機会を過ごされますように☆
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プロフィール

Shibuko

Author:Shibuko
2011年に夫の仕事の都合で東京から渡米。
2012年にアメリカで出産。
ノースカロライナ、ボストン、そしてまたノースカロライナと東海岸を転々とし、1歳と3歳児の母親業のかたわら、キラキラした毎日を送ることをモットーにお料理、ものづくり、パーティーときどきアンティークなどを日々勉強中☆

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